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大阪東武育会は創始者・植芝盛平翁に直弟子として長く修行した故合気道大阪武育会首席師範・小林裕和の門下である木村二郎(八段)を中心に老若男女を問わず誰もが出来る生活の中の合気道を目指し活動している地域親睦団体です。

 

合気道とは(現代武道)
昭和の初め、合気道開祖・植芝盛平翁(1883~1969)によって大東流合気柔術や古来の各流各派の武術を取り入れ、それに独自の体術及び精神を加え確立された武道です。
現在財団法人合気会を推進母体とし、植芝守央道主を中心に、国内はもとより、全世界130ヶ国あまりに発展致しております。

合気道のおいたち
そもそも合気道は、日本国内に於て昔から伝わっている幾多武術の修行に心身を打ち込み、その奥義を極めた櫨芝開祖が、さらに精神的な修行にもいよいよ精進いたし、求道のあらゆる苦行の結果、そこに時代・流派を超えた新鮮な息吹と主張をもって大正年間に生れ出たものであります。
第二次世界大戦後、茨城県岩間の里における修行は櫨芝開祖の心技をさらに一段と飛躍せしめ、88才の高齢をもって入神されるまで、かくしやくとして道の研饌に門弟の指導に余念がなかったものであります。

合気道の目的(円の動きと和の心)
植芝盛平開祖は、合気道について、合気とは敵と戦い敵を破る術ではない。世界を和合させ人類を一家たらしめる道である。即ち、合気道の極意は、おのれを宇宙の動きと調和させ、おのれを宇宙そのものと一致させることにある。修行者は、このことを日常の鍛錬を通じて悟るべきである.」と云って居られました。端的に申すならば、合気の真髄は和合に通じます.植芝開祖はつねにこの和と統一の道を中心として合気を説いておられました。

合気道の特色(人間練磨の求道)
合気道はその動くところ人身と円転の理にして、ことごとく自然の理法にかない、しかもそこには気力気魂が満ち満ちて無理のない動作、従って合気道は心身鍛錬に最も理想的なものであります。
現在、本部道場をはじめ国内、外の各地道場で、学生、壮年者は申す
までもなく、子供、婦人、老人たちまで非常に広い年齢層にわたって愛好者が増えつつあることは、”武道の神髄なり””護身術なり””武術にして舞なり”あるいは”万人の健康法なり”といわれる合気道が、日本独自の心身鍛練の道であり、人間育成の一端として、広い意味で各方面に推奨されつつあるからであります。

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